皇太子殿下御成婚記念金貨とは？

皇太子殿下の結婚の儀を記念して、平成5年9月9日に発行された記念金貨です。
記念金貨（5万円）のほかに、5千円の銀貨、500円の白銅貨も発行されました。
記念金貨・銀貨・貨幣の図柄のデザインは、いずれも日本画家の平山郁夫氏と造幣局が担当しています。

皇太子殿下御成婚までの経緯

昭和64年1月7日、昭和天皇の崩御を受けて、皇太子明仁親王が御即位されたことで、徳仁親王が皇位継承順位が1位となりました。
徳仁親王の満31歳の誕生日にあたる、平成3年2月23日に立太子の礼により皇太子となられました。
そして、平成5年6月9日に雅子様と結婚の儀が執り行われ、御成婚となりました。この御成婚を記念して、皇太子殿下御成婚記念金貨が平成5年に発行されました。

皇太子殿下御成婚記念金貨（5万円）、および同時に発行された5千円銀貨と500円白銅貨

皇太子殿下御成婚記念金貨が発行されたと同時に、5千円銀貨と500円銀貨も同時に発行されました。

皇太子殿下御成婚記念金貨（5万円）の図柄など

皇太子殿下御成婚記念金貨は額面は5万円で、18gの純金です。
表は瑞鳥の2羽の鶴と波、裏は菊の御紋章と梓（皇太子殿下のお印にあたる）です。
表の図柄の2羽の鶴は、皇太子殿下が平成5年1月14日の歌会始にて詠まれた和歌にちなんで、デザインされました。
5千円銀貨、500円白銅貨の羽の鶴のもデザインの由来も同様です。

皇太子殿下御成婚記念金貨と同時発行された5,000円銀貨の図柄など

皇太子殿下御成婚記念金貨と同時発行されたものに5,000円銀貨があります。
5,000円銀貨の品位は純銀、重さは15ｇ。
表は瑞鳥の鶴2羽と瑞雲、裏は菊の御紋章とと梓（皇太子殿下のお印にあたる）です。

皇太子殿下御成婚記念金貨と同時発行された500円白銅貨の図柄など

皇太子殿下御成婚記念金貨と同時発行されたものに500円の貨幣も発行されています。
500円貨幣の品位は銅750ニッケル250で、重さは7.2ｇ。
表の図柄は瑞鳥の鶴2羽と波、裏は菊の御紋章と皇太子殿下のお印の梓です。

皇太子殿下御成婚記念のプルーフ貨幣3点セット（販売価格7万円）

こちらは、5万円金貨、5千円銀貨、500円白銅貨をセットで販売されました。
販売価格は、7万円で10万セット販売されました。
金貨はシリアルナンバーがついたパックに封入され、3種類を同じケースに収めて販売されました。

皇太子殿下御成婚記念の貨幣2点セット（販売価格11,000円）

こちらは、5千円銀貨、500円白銅貨をセットです。
販売価格は、11,000円で、10万セット販売されました。

皇太子殿下御成婚記念金貨の買取相場は？

皇太子殿下御成婚記念金貨は状態や相場によって、買取価格は変動しますので、ご来店いただくか、下記よりお問合せをお願い致します。
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