人気の中国切手「編号J」（切手展加刷、展覧会、全国科学大会）とは？

中国の特殊切手と記念切手には、編号（インデックス）が振られています。
1974年にそれまでの通し番号が廃止され、記念切手の編号には「J」が使われるようになりました（特殊切手には「T」が使われています）。
編号のJに続く数字は、その切手が何番目に発行されたかを示しています。

Jの付く代表的なプレミアム記念切手は、以下の通りです。
・全国科学大会組合せ小型シート
・31回リチオーネ国際切手展加刷小型シート1979年2圓
・中華人民共和国切手展加刷小型シート2圓
・中華人民共和国展覧会米国8分&70分12面シート
・第3回全国体育大会7種完（1975年：J6）

第3回全国体育大会7種完（1975年：J6）

記念切手「第3回全国体育大会（7種完）」は、1975年の全国体育大会を記念して発行されました。
編号は「J6」で、額面は8元です。

7種類の図柄が発行されており、「バレーボール」「水泳」「陸上」「チアリーダー」「卓球」「体操」「馬術」「サッカー」といった、スポーツの様子が描かれています。

全国科学大会組合せ小型シート（1978年：J25m）

記念切手「全国科学大会組合せ（小型シート）」は、1978年3月に開催された「全国科学大会」を記念して発行されました。
編号は「J25ｍ」で、額面は8元です。

3種の切手がセットになっており、「科学会議を表すマーク」「近代化をイメージした4つの旗」「原子力マーク」の絵柄がそれぞれ描かれています。

31回リチオーネ国際切手展加刷小型シート2圓（1979年：J41）

記念切手「31回リチオーネ国際切手展（加刷小型シート）」は、1979年に発行されました。
編号は「J41」で、額面は2元です。

この切手はもともと発行されていた小型シートに加刷する形で発行されており、枚数が少なく希少価値が高いものです。
図柄として、万里の長城が描かれています。

中華人民共和国切手展加刷小型シート2圓（1979年：J42）

記念切手「中華人民共和国切手展（加刷小型シート）」は、1979年に発行されました。
編号は「J42」で、額面は2元です。

雲南に咲く椿をモチーフにした図柄で、希少価値も高いものとなっています。

中華人民共和国成立30周年（1979年：J45m）

記念切手「中華人民共和国成立30周年」は、1979年に発行されました。
編号は「J45ｍ」で、額面は1元です。

切手一枚がシート状になったもので、中国の国旗や天安門をモチーフにした図柄となっています。

中華人民共和国展覧会米国8分&70分12面シート（1980年：J59）

記念切手「中華人民共和国展覧会（米国）8分&70分」は、1980年に発行されました。
編号は「J59ｍ」で、額面は8分と70分があります。

それぞれ12枚セットのシートになっており、希少価値の高いものです。
8分の図柄は天女のような女性が描かれた華やかなもの、70分の図柄は「CHINA」の文字と中国の建造物が描かれたものになっています。

人気の中国切手Jシリーズの高価買取には？

中国切手Jシリーズ（記念切手）は、状態や発行枚数によって買取価格が変動いたします。
また、記念切手はシートに欠けのないものや、全種類揃ったものであれば高額買取される可能性が高まります。
しかし当店は、バラの切手でも査定が可能となっておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。買取のプロがしっかり査定いたします。
当店は大阪駅至近で非常に好アクセス。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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